ありがとうマサ斎藤 さようならマサ斎藤

長続きするたった1つの愛は片思い。（ウディ・アレン）

分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない。（アルベール•カミュ）

ほどほどに愛しなさい。長続きする恋とはそういう恋だよ。（シェイクスピア）

先人や識者たちが残したキラ星輝く恋の名言たち。
それらすべてが誰の胸にも刺さることは間違いないでしょう。

だがしかし、一言言っていいですか？
はーいみなさん中指おっ立てて～（指指立てたら♬　指指立てたら♬＜魔女っ子チックル＞ ）

F!U!☆!K！OFF!!!

もし君が男の中男なら、武士は食わねど高楊枝！
な（靡かない）に（憎まない）く（腐らない）そ（背かない）精神で、
恋の悩みも仕事の嫉みもアフター５の悪だくみもこの名言

Go For Broke（当たって砕けろ）!!!

で粉砕根絶やしでしょうが！！！

そんな名言を残してくれた男の中の男の象徴
無頼漢カースト制度の頂きを蹂躙し続けたまさに男の中の男の、さらにその中の男。。。。

マサ斎藤 さんが2018年7月14日、お亡くなりになられました。。。（号泣）

日米マットでトップレスラーとして活躍したプロレス界のレジェンド、マサ斎藤さん。

現役を９９年に引退した頃に発症したパーキンソン病で闘病中だったが、容態が急変し、帰らぬ人になってしまった。７５歳だった。

６４年に開催された東京五輪のレスリング日本代表として活躍した後、６５年に日本プロレスに入門。

６８年には単身海を渡り、反日感情がまだ強かった米国に活動拠点を突然まさかのリプレイス！

瞬く間に人気ヒール（悪役）となり、米国マットでスターの座をほしいままにしちゃったもんだから驚愕の極み。

そんな最中、

同居人が起こした事件で自宅に踏み込んできたアメリカンポリス数１０名を全員半殺しにしてしまい

１年半強、刑務所に投獄されてしまうという前代未聞な男の色香を爆発させちゃうもんだから、、、

惚れるなという方が無理なわけである。

さらに、出所後に開発され、その後引退まで斎藤さんの必殺技となり、

プロレス界の定番技になったのが「監獄固め」って事実が放つデタラメっぶりも

男の琴線を激しくトレモロさせてくれる。

その後、日本マット界に復帰し、アントニオ猪木との時間無制限ノーレフェリー・ノー  ルール・無観客マッチ、巌流島対決、９０年にはＡＷＡ世界王座、47歳での戴冠劇などなど華々しい功績と数えきれない伝説を残し、未踏の金字塔を打ち立てた世界のトップレスラーなわけなのであります。

そんなマサなのだが、その鋼の肉体から生まれたのは

マット界での伝説だけでなく

あまりにチャーミングすぎる名言と行動の数々があることを貴様はご存知でしょうか？

鋼の珍事錬金術師が産んだ至宝を少しだけ紹介しましょう。

▼米国での逮捕時、一晩空けた留置場にて編

包帯ぐるぐる巻きや松葉杖をついた警官だらけな光景を目の当たりにしひとこと。

マサ「おい！いやに怪我した警官が多いな、いったい何があったんだ？」

地元警察「いやいやいやいや！お前がやったんだろうが！！！」

▼猪木との巌流島対決について記者と武藤敬司に聞かれた編

記者「まぁ巌流島といったらマサさんに聞くのが一番だと思うんですけれども」

マサ「あれはやらせでしたけど」  

武藤「巌流島は大変だったんでしょ？」 

マサ「大変じゃないよ。お前もプロレスラーならわかるだろ！」

▼解説時代、覆面レスラーや本名と違うリングネームを持つレスラー達への無慈悲な仕打ち編

辻アナ「今日のベイダ－はどうですか、マサさん！」 

マサ「ああ、（レオン・アレン・）ホワイトですか」

辻アナ　「ブラック・タイガーはセンスありますねぇ」 

マサ「エディはプロレス一家だからね」   

田畑アナ「さぁ、その、ほとんど経歴不詳ということで、我々の情報ではこのグレートOZという選手まだその実力の程は分からないわけですが」

マサ「まあケビンはね、プロのバスケットボールの出身なんですよね。 まあアメリカのメジャーじゃないですね、マイナークラスでもって、スペインだとか、 それからアメリカオハイオ州クレイムランドの、ええ、そこのチームに入ってね。 だから、本質はバスケットボール選手なんですね」

マサ「いやあ、ムタも武藤も一緒ですからね」

▼プロレス技解説編

辻アナ「このバックドロップは受身が取れないーーー！！」

マサ「取ってます取ってます」

辻「ゆ、雪崩式ブレンバスター、遭難者一名！ 受身が取れないー！」

マサ「取ってますよ」

辻アナ「。。。汗」

マサ「だからぁ、受身取ってますよ」

▼男の中の男編

マサ「いや～僕の若い頃、僕の青春といえばセックス！ドラッグ！ロックロール！でした！」

とまぁ、上記迷言はほんの一握りなわけなのだが

これだけで愛すべき男だったってことはご理解いただけるはずなわけであります。

そんなマサ兄貴。

刑務所に収監されていた際に、とある日カルピスを差し入れてもらい、初めて飲んだカルピスに大満足。

そこから大好きなものは？と聞かれた際は必ず「カルピス！」と、答えてくれちゃうもんだからキュートの極み。

そしてマサとカルピスはやがて独り歩きをし始め

「マサはカルピスを原液で飲むらしい」

「でもってマサはその原液一本を一気飲みするらしい」

という噂がまことしやかに囁かれることになるわけだが、マサ本人がこの噂を耳にし

「馬鹿野郎！カルピスは薄めて飲まないと美味しくないだろうが！！！」

と、激高したとかしないとか。。

兎にも角にも

株式会社デモを代表して、マサ斎藤さんのご冥福を御祈りいたします。

デモ：村山