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AdobeからCCがリリースされるようになってから新機能の追加に追いつけないレベルになってきました。

先日、ベタランデザイナーから「シェイプ属性のコピペなんて出来るんだ。やべぇ!また俺の仕事が早くなっちゃうよ!」なんて言葉をいただきましたが、やはりベテランほど新機能は追わないものだなぁと実感しました。

という事で私的に素敵だなぁと思ったCC2017(2016、2015)の新機能を何点かご紹介します。

 

お気に入りフォントの追加

Photoshop CC2017に「文字バネルのお気に入りフォントの追加」が追加されました。

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最初は「ふぅーん」程度だったんですが、よく考えたら実はとても便利機能。

スマホの普及でもはや当たり前になりつつあるレスポンシブ・デザインの対応で直面する見出しフォントのデバイスフォント(プレーンテキスト)化。

従来は美しい書体を画像で書き出していましたが、様々な閲覧環境でも美しく且つ読みやすい文字を守り且つクライアント様のブランディングも守る為、webフォントの使用頻度も増えてきました。

それに伴ってGoogleフォントの使用も増えてきたのですが、欧文フォントだともうどれがオープンソースのwebフォントでしたっけ?と調べたりしなくてはいけなかったのですが、これからはお気に入りに登録してしまえばこの無駄な時間の浪費がなくなりますね。

 

マッチフォント

マッチフォント

フォント繋がりで「マッチフォント」という画像に何のフォントが使われているかを調べてくれる新機能です。

選択ツールで調べたい箇所を囲んで[書式]から[マッチフォント]を選択。類似フォントが出てきます。

もしかしたら持っていない、もしくはTypekitに入っていないとあまり意味がない・・・?と思いつつ精度がもう少し上がれば素敵機能です。

属性パネルの強化

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これまでシェイプ以外で使い道がなかった属性パネルもPhotoshop CC 2017で強化されて画像オブジェクト(レイヤー)もpx単位で拡大縮小ができるようになったりテキストオブジェクトにも対応したりしています。Illustratorのように数値で変形したい場面は何度もありましたのでこの機能は私としては嬉しいです。

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コンテンツに応じた切り抜き

コンテンツに応じて

webサイトのメインビジュアルに全画面の写真を使用したい場合は多いですが、「横幅があと少し足りない!」という時にとっても便利。

切り抜きツールを使ってオプションバーの「コンテンツに応じる」にチェックを入れて伸ばしたい長さまで広げると自動で足りない部分の生成をしてくれます。時短!

 

フィルターの「ゆがみ」に「顔ツール」が追加

ゆがみ

これまでの「ゆがみ」フィルターに新機能、顔専用ゆがみ機能が追加されました。

これまでのようにブラシでこちょこちょやらずとも各種のつまみを少しひねるだけ(数値での変更も可能)で誰でも簡単に詐欺みたいな画像補正が作れます!

輪郭・鼻・口・目の割とザックリなパーツ処理だけなのでプロの業務で使えるかは分からないですが、無邪気に楽しい!と思えちゃう新機能です。

 

 

以上で「お!」と思った新機能のご紹介を終わります。

より良いデザイン制作のため「思考時間」を増やして「作業時間」を減らせるよう新機能で時短が出来そうなものはどんどん活用していきたいですね。

 

ありがとうございました。